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APIとは?意味を初心者向けにわかりやすく解説

💡 このページでわかること

  • APIとは何か、一言でいうとどういう意味か
  • APIがどのような仕組みで情報や機能をやり取りするのか
  • APIが実際にどんな場面で使われているか
  • APIに関連してよく出てくる用語

「API」という言葉、エンジニアの人が当たり前のように使っているのを聞いたことはありませんか?

「APIを使えばできますよ」
「そのAPIまだ公開されてないんです」

こんな会話を聞くたびに、なんとなく分かったふりをしてしまう…という方も多いはずです。

この記事では、ITの知識がまったくない方でも「なるほど、そういうことか」と思えるように、APIの意味と仕組みを身近な例を使って説明していきます。

まず結論


APIとは、正確にいうと「異なるシステムやソフトウェア同士が、決められたルールに沿って機能やデータをやり取りするための窓口」です。

もう少しかみ砕くと、「システム同士が情報をやり取りする仕組み」とイメージしてもらえればOKです。

たとえば、あなたが使っているスマホの天気アプリ。あのアプリ自体が天気を予測しているわけではありません。気象情報を持っている別のサービスに「今日の天気を教えて」とお願いして、情報をもらっているケースがあります。この「お願いして、情報をもらう」ためのやり取りのルールがAPIです。

APIとは?

APIは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」の略です。

…と言われても、正直よくわからないですよね。大丈夫です、覚える必要はありません。

大事なのは、APIが「システムとシステムの間の窓口」だというイメージです。

たとえるなら、レストランの「注文窓口」のようなものです。

  • あなた(お客さん)は、キッチンの中に入って直接料理を作ることはできません。
  • でも、店員さん(窓口)に「これとこれをください」と伝えれば、キッチンの中で料理が作られて、あなたのところに届きます。

このとき、あなたはキッチンの中の仕組みを知らなくても、店員さんに正しく注文を伝えれば、欲しいものを受け取れますよね。

APIも同じです。あるシステムの中身を知らなくても、決められた「注文の仕方(ルール)」に沿ってお願いすれば、必要な情報や機能を受け取ることができます。

このとき、APIを提供する側(お店側)は、「どんな注文を受け付けるか」「どんな形式でお願いするか」「どんな結果を返すか」をあらかじめ決めています。この「お願いして、情報をもらう」ための窓口と、その利用方法を定めたものがAPIです。

この決められたルールがあるからこそ、利用する側のシステムも「どうお願いすればいいのか」を判断できるのです。

レストランの注文窓口に例えたAPIの役割

APIの仕組み


APIがどのように動いているのか、流れを見てみましょう。

基本的には、「リクエスト → 処理 → レスポンス」という流れで動いています。

利用する側のアプリがAPIにリクエストを送り、APIを通じて必要な処理が行われます。その結果がレスポンスとして返ってきて、アプリがその結果を利用します。

図解では、この流れを5つのステップに分けて紹介しています。

「リクエスト=お願い」「レスポンス=返ってくる答え」と覚えておけば、まずは十分です。

APIでリクエストを送りレスポンスを受け取るまでの流れ

APIを具体例で説明


もう少し具体的な例で見てみましょう。

例1:天気アプリ

天気アプリでは、気象情報を提供するサービスからAPIを通じて天気や気温などのデータを取得し、画面に表示することがあります。

例2:Googleでログイン

「Googleでログイン」のように、外部サービスの機能や認証の仕組みを利用するときにもAPIが関係します。

例3:地図の埋め込み

Webサイトに地図を表示するときも、地図サービスが提供するAPIなどを利用することがあります。

天気アプリ・外部ログイン・地図表示でAPIを利用する例

APIは何に使われる?(どんな場面で役立つ?)


APIが使われる代表的な場面をまとめると、以下のようになります。

  • 他社のサービスの機能を借りたいとき
     (例:決済機能、地図機能、SNSログイン機能など)
  • 社内の別のシステムとデータをやり取りしたいとき
     (例:在庫管理システムと注文システムをつなげる)
  • アプリやWebサービス同士を連携させたいとき
     (例:カレンダーアプリとタスク管理アプリを連携させる)

APIを利用することで、すでに提供されている機能やデータを自分たちのサービスから利用できるため、すべてを一から作る必要がなくなる場合があります。その結果、開発を効率化できることがあります。

関連する用語

  • リクエスト:システムに対して「これをください」とお願いすること
  • レスポンス:お願いに対して返ってくる答え(データ)
  • エンドポイント:APIにリクエストを送るための接続先(URLなど)
  • JSON:APIのやり取りでよく使われる、データを整理して書くための形式
  • Webサービス:インターネットを通じて、データや機能を提供するサービス

よくある疑問


Q. APIを使うにはプログラミングの知識が必要ですか?

A. APIの仕組みを理解するだけなら、専門的なプログラミング知識は必要ありません。ただし、実際にAPIを使ってシステムを開発する場合は、プログラミングやHTTPなどの知識が必要になることがあります。

Q. APIとアプリは何が違うのですか?

A. アプリは、人が操作して機能を利用するためのソフトウェアです。一方APIは、ソフトウェアから別のソフトウェアの機能やデータを利用するための窓口のようなものです。

Q. 無料で使えるAPIもあるのですか?

A. あります。企業やサービスによっては、誰でも使える無料のAPIを公開している場合もあります(利用回数などに制限があることが多いです)。

まとめ

  • APIとは、システムやソフトウェア同士をつなぐ「窓口」のような仕組み
  • 「リクエスト → 処理 → レスポンス」という流れでやり取りする
  • 天気アプリやログイン、地図など、身近なサービスでもAPIが使われている
  • APIを利用することで、提供されている機能やデータを活用し、開発を効率化できる場合がある

APIという言葉を聞いたときに身構える必要はありません。「決められたルールに沿ったお願いごとのやり取り」というイメージさえ持てれば、十分に会話についていけるはずです。

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